Philosophy企業理念・経営方針

社長メッセージ

鈴木一行

当社がチリのアタカマ鉱山より八幡製鐵(現 日本製鉄)向け鉄鉱石輸送を担うインダストリアルキャリヤーとして八幡製鐵及び三菱グループ5社により1959年に設立されてから、幾多の荒波を乗り越え、昨年60周年を迎えることができました。長年に亘り培われた船舶管理技術に裏打ちされた顧客対応力をベースに、株主の三菱商事、日本郵船を始め、国内外の大手電力や大手鉄鋼会社、資源メジャー、穀物メジャーといったグローバルな業界を代表するお客様の海上輸送を担うマルチ・インダストリアルキャリヤーとしての歩みを着実に進めております。

2020年は年初来、新型コロナウィルスの世界的な蔓延が、人々の活動に大きな影響を与えています。日本でも4月に非常事態宣言が発出され、5月宣言解除後も関連報道も休まる時を知らず、また、夏場に九州地方を襲った豪雨に見られるように、自然災害も年々激しさを増しています。この場をお借りして、直接・間接に被害を受けられた方々には、心よりお悔やみやお見舞いを申し上げるとともに、医療従事者を始め、日々の社会活動の維持に尽力されていた方々、救助活動に尽力されている方々への敬意を表します。

外航海運は、歴史的に世界の政治経済の大きな変化に晒されるダイナミックな業界と言えます。当社では、感染や災害から社員の命を守ると同時に、船隊を止めることなく、世界中にお客様の貨物を運び続けることを旨とし、危機管理を図りながら、新しい働き方に挑戦しています。事業環境の先行き不透明感は拭えませんが、全社一丸で課題を克服し、社会でまさに必要不可欠な海上輸送サービスの一翼を担って参ります。

海上輸送においても、今後ますます重要度が高まる環境対策にも適切に対応し、自社配乗による船舶管理の質をさらに磨き上げ、船員教育に力を注ぎながら安全運航に努め、コーポレートスローガン「Leave it to us」の下、お客様や社会から真に信頼され、選ばれ続けるパートナーであり続けたいと思います。

今年150周年を迎えた三菱グループで共有する「三綱領」をはじめ守るべき普遍的な価値観を失うことなく、サステイナブルな事業の発展と先を見据えた大胆な変革を通じて、あらゆるステークホルダーに対する責任を全うしていく所存です。

2020年9月

鈴木一行

三菱鉱石輸送株式会社
代表取締役社長 鈴木 一行